Archive for the ‘手法の話し’ Category

底意確りの状況で上昇の雰囲気を察知する

2013-08-23

底意確りという言葉をご存知でしょうか。先物取引の専門用語です。これは下落をしてきた底値圏で用いられる用語です。

相場というものは下落をした後に、落ち着いてくる事があるものです。

FX業者のチャートでリアルタイムに値動きを追っていると、必ずどこかで下落が続くタイミングがあります。

ですが、下落も永遠に続く訳ではありません。どこかで必ず下落は止まります。

そして今度は上昇をしていきそうな雰囲気になってくるのです。つまり下落はしましたが、下落も落ち着いてきて上昇をしそうな状況の事です。

この良い例は、2011年と2012年の米ドルのチャートを月足でご覧になると確認できると思われます。

2011年8月から12月にかけては、米ドルはまさに底値圏です。落ちる所まで落ちてきたという雰囲気になっていました。

そしてしばらく77.7円などで低迷の横ばい状態を続けていましたが、ちょっと上昇が発生します。そして2012年5月から9月にかけても横ばいとなります。

ですが上記の2011年に比べると、底固い雰囲気となっていました。価格も78円台後半から79円台でした。すなわち、どことなく上昇をしそうな雰囲気になっていたのです。

この2012年の春から夏にかけての状況が「底意確り」です。実際、その後は米ドルは上昇をしていきますが。

底意確りという用語をFXで用いられる事は殆ど有りませんが、その用語が意味するものは覚えておいて頂ければと思います。FXでデイトレードをしていると、そのような状況は頻繁に発生するものだからです。

谷底や山の頂上を狙わずに下がり端や上がり端を狙う

2013-08-17

相場の格言の一つに「下り端を売り、上がり端を買う」というものがあります。これは、頭と尻尾はくれてやれの格言とほぼ同じ意味です。

リーマン・ショックを例に考えると分かりやすいかと思われます。

ユーロの月足のチャートを見ると、2008年の7月に高値を記録している事が分かります。その時にユーロは170円の壁によって下落をしています。

この時に169.93などで売り注文を出し、そのままユーロを放置したとします。

そしてリーマン・ショックが発生します。そして翌2009年の1月に112円の壁によって跳ね返されて、一旦底になります。

つまり169.93円で売り112円で決済をすれば57.93円分の利益にはなっていたのです。最高値と最低値を考えれば、確かにそうです。

ですが、そのような事は誰にもできません。私の知人の凄腕トレーダーでも、それは100%不可能なのだそうです。

そうではなく169.93円に跳ね返された結果、どうも下落ムードというタイミングで売るのです。それが「下り端を売り」の意味です。

つまり、あまり「山の頂上で売って谷底で買う」など考えるべきではないという事です。それよりも、もっと確実なタイミングで売買をする方がFXでは利益につながる事が多いものです。ここが谷底だから買おうと考えるのではなく、谷底を確認した「後に」買う事を考えるようにしましょう。

繰り返しますが、谷底で買うのはプロでも不可能です。プロでも不可能な事を、無理にやらないようにしましょう。

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